この世で1番偉大なもの
夏の終わりという映画
これは瀬戸内寂聴の自伝的な小説の映画化らしい
一言でいうと不倫の話。
不倫てなかなかやめられないよねって話。
不倫てしたことないし分からないんだけど
この話の満島ひかりのセリフで
「何よりも1番に力のあるものは習慣だ。愛よりも真実よりも正義よりも、習慣。何が正しいのか、何が間違っているのか頭では分かってても習慣には勝てない」
みたいなのがあるわけ。
いや記憶が曖昧だから全然正確じゃないけどおおよそこんな内容だった。
このセリフにすごい納得して、映画の内容忘れても、これだけ覚えてるんだよね。
不倫がいけないことなのは分かってるけど、その習慣から抜け出すことはとっても困難だ
って話の文脈ではそういう解釈になるけど、これ何にでもあてはまるよなーって。
というか日本全体なんにでも言えることだと思った。
そして自分自身でも食べた後のお皿、すぐ洗った方がいいのは分かってるんだけど、結果朝洗う。習慣には勝てん(笑)
それは自分の中で、または大衆の中で気づいているのにタブーにしていること。
一人ひとりが自分自身に負けてしまっているということ。
映画のラストは不倫から抜け出して、自立した女性への一歩を踏み出す、希望的な終わり方だった。
自分もここから一歩踏み出して、自分自身に勝ちたい!と思えるセリフでした。