『マンマミーア!』解釈
めっちゃ楽しい映画\(^o^)/
楽しいだけの映画?
メリル・ストリープが出てるから
なんとなくいい物に思えるだけ?
と引っかかったので、これがどういう映画なのか考えてみたよ
ストーリーはぶっ飛ばすのでよろしく✌︎
まず、なんで父親探しするの?
十分幸せそうなのに問題。
この子は結婚を明日に控えて
相手ともなんの確執もない。
母親ともとっても仲良し。
でも本当は心に空いた穴があるってセリフにあるねー。それは父親の正体を知ること=自分は何者なのかを知ること
で、この母親、メリル・ストリープだけど、信じられないくらい元気だしはっちゃけてる。
この人たちは何者かっていうと
60年代にカウンターカルチャーを起こしたヒッピーだね。
こういう格好、若き日のピアースブロスナンがしてたさ
ヒッピーが大事にしたのは
愛・自由恋愛・ロックンロール・ドラッグ
ヒッピーについてはフォレストガンプを見れば、フォレストの恋人がヒッピーだから分かるよ。
彼らはベトナム戦争や、ベトナム戦争を起こした自分たちの親の世代へ反抗する意味を込めて革命を起こしたんだ。
キリスト教の教えを破っていこうってかんじ?
んでそのヒッピーが自由恋愛、自由セックスをした結果が
この子だよね。
父親がだれか分からずに、候補を3人とも結婚式に招待するという常識はずれな行動。
母親はといえは未だにヒッピー風オーバーオール。貧乏なホテルの経営者にしてシングルマザー、といういわゆる敗者状態。そこにやって来たかつての恋人達はみんなロックンロールもヒッピーも辞め、キチンとした格好。そして富。
そんな母親を見ていてソフィーは、ホテルを継ぐつもりでいる。
でも冒頭で海を前に「アイ ハーバァ ドリーム」っつってるんだから、その気持ちが本心ではないことは観客には分かっちゃうよねー。
だからさ、この映画のメインテーマは
『ヒッピーを親に持つ子の不幸』だよ。
でも夏子の読みはちと甘くて、どうして舞台がエーゲ海なのかは分からないんだよね。
ヒッピーを描くならアメリカじゃないかと思うんだけど、ヨーロッパにもヒッピー文化ってあったのかな?
それに夏子の読みの通りなら、なんでこんなに明るいのか、皮肉っぽいところが全然見当たらないし、全体的な雰囲気と矛盾することになる、、。
アバを復活させるための、火付け役的映画ではないことを祈る🙏そーいうお金目的の映画に出演するメリル・ストリープやコリンファースではないはずだよ。
んー。
間違ってるかなー(笑)